基本設計と詳細設計書、それぞれの設計書を書くときに意識すべきこと

アマチュアSEでもない限り、システム開発にていきなりプログラミングから始めるわけではありません。家を建てる大工さんも、建築士が用意した設計書に従って家を組み立てていくように、エンジニアも設計書をもとにしてプログラミングをしていきます。 そして設計という工程には、大きく分類すると基本設計と、詳細設計という二つのフェーズが存在します。基本設計と詳細設計、それぞれの設計書では、まず誰のために用意するのかという点が異なってきます。...

システムエンジニアの客先面談を成功させるためのコツについて

客先常駐での開発プロジェクトに参画するためには、お客様との面談をクリアしなければなりません。お客様はSEと面談することで、対象のSEが持っているスキルを確認し、人間性を確かめ、問題がなければプロジェクトに招き入れるのです。 このお客様との面談の印象が悪いものになってしまえば、開発プロジェクトに入ることすらできません。そのためSEは面談も上手にこなしていくことが求められます。と言うことで、今回はお客様面談を成功させるためのコツについて、ご説明していきたいと思います。 事前にスキルシートをベースに自分の経歴を把握しておく...

何時間もかける長すぎる進捗会議は本当に必要なのか?

システム開発におけるプロジェクトでは、しばしば進捗会議が開催されます。何をやるかといえば、工程表をベースにして、各担当者の進捗状況を確認し、プロジェクトの課題点や今後の予定などを共有していくものです。 この進捗会議、場合によっては2時間~3時間ほど続くこともあり、「これ本当に必要なの?」と思っているSEも多いことでしょう。進捗会議の必要性について、思うところを述べていきたいと思います。 進捗会議自体はとっても大事 時間のことはいったん脇に置いといて、進捗会議自体はとっても大事です。その理由は次の三点。...

ユーザー企業の社内SEになることのメリットとデメリット

システムエンジニアといっても、大手ソフトウェアベンダーのSEや、客先常駐で開発に従事するSE、自社プロダクトの開発に従事するSEなど、その働き方も様々です。そして同じシステムエンジニアでも、転職時に人気が高いのが社内SEという存在。 ※ここで言う”社内SE”とは、ソフトウェア企業の受託開発部門ではなく、ユーザー企業の社内システムを開発、保守していくエンジニアのことを指します。 今回はそんな社内SEのメリットやデメリットについて、ご説明していきたいと思います。 社内SEのメリット 開発環境が変わらない...

プログラミングスピードを速めるための4つのコツ

仕事をする上で大事なのが作業効率。ソフトウェア企業においても、従業員の作業効率は利益に直結する問題ですので、言うまでもなく、作業効率は高い方がいいです。 そしてプログラマーであれば、プログラミングスピードを速めることが、作業効率を高くするための、ひとつの要素となります。ということで、プログラミングスピードを速くする4つのコツについて、ご紹介していきたいと思います。 ツールを積極的に使用する テキストエディタはプログラミング専用エディタを利用...

残業過多になりがちなシステムエンジニアの特徴

システムエンジニアの労働環境は、一昔前と比較すれば、格段に良くなってきていると感じます。開発プロジェクトにも山場のようなものはありますが、徹夜をすることも稀ですし、月の残業時間がほぼゼロという現場も珍しくありません。 SEの残業時間が減少しているのは事実ですが(もちろんプロジェクトによって異なりますが・・)、同じ現場にいても毎日定時で帰れる人と、残業過多になる人がいます。残業が多くなってしまうことについては、会社側の配慮や、PMのマネージメント力に左右される部分ではありますが、個人的な要因も無いわけではありません。...