自社SEにうつ病を発症させないために会社側がやるべき取り組み

年々増加の一途をたどる”うつ病患者”の数。IT業界でも対人関係から起こる過度なストレスや、過酷な労働環境が原因で、うつ病と診断されメンタルを壊してしまう技術者が一定数存在します。 うつ病をはじめとした精神疾患は、怪我のように一定時間が経過すれば治るものではなく、完治させることが難しい病気。一度でもかかってしまうと、再発を起こす可能性も高い厄介な疾患です。 少しでも心を壊してしまうシステムエンジニアが減るように、会社側ができる努力について書いていきたいと思います。 所属エンジニアを一人で常駐させない...

新米エンジニアが一番初めに担当する開発業務とは

4月入社の新卒学生が社内研修を終え、新米エンジニアとして続々と実務プロジェクトに投入される時期となりました。当社の新人エンジニアも、6月からお客様環境のプロジェクトで稼動しております。 研修以外の始めての仕事となると「こんな自分で大丈夫だろうか・・」と、研修中から不安を抱える人は多いと思います。というわけで、新人エンジニアが初めての開発業務で、何を任せられることが多いのか? ということを一般論ではありますが、ご説明していきましょう。 新人エンジニアの仕事はプログラミング・単体テストが基本...

ソフトウェア企業のホームページがお粗末な理由と、そうではない企業の差

就活や転職などで、ソフトウェア企業のコーポレートサイトを閲覧することが多くなっている人たちは「ソフトウェア企業なのに、なぜこんなにもホームページがお粗末なのか」と思ったことはないでしょうか。 もちろん全てのソフトウェア企業が・・という話ではないのですが、思わず「20世紀かよ!」と突っ込まざるをえない、前時代的なデザインのホームページをいまだに運用している企業が多いのが目立ちます。(Flashを組み込んでいるサイトや、テキストサイトのようなHPなど、いまだに見受けられます)...

中部地方(名古屋・愛知県)に多い開発案件とその他分野の傾向

今やどんな業界でもIT化が進んでおり、大なり小なり様々な企業でシステムが導入されています。実際に当社でも日々ありとあらゆる案件情報が飛んできており、その内容も実に多様です。 当社が拠点をおくのは名古屋市ですが、ここ中部地方(名古屋・愛知県)で多く見られるシステム開発案件や、全体の傾向についてご紹介していきます。名古屋にも拠点を出そうかと考えているソフトウェア企業は、是非参考にしていただければと思います。 製造業系の開発は群を抜いて多数...

多重下請け構造はIT業界の闇。これがエンジニアの賃金を低くする

IT業界で長年問題になっているのが多重下請け構造。プログラマーやシステムエンジニアと言うと聞こえはいいかもしれませんが、「IT土方」と揶揄されるように、その実態は大手ゼネコンが仕切る建設業と似たような構造になっています。 IT業界でいえば大型案件を受注するシステムインテグレーターと呼ばれる企業が元請けとなり、その下に一次請け企業、二次請け企業とピラミッド型の多重下請け構造ができあがります。そして今回はそんな業界の構造によって、エンジニアの賃金は低下するという話をしてきたいと思います。...

ウォーターフォールモデルは衰退しアジャイル開発が主流になる日が来るのか

システム開発の基本はウォーターフォールモデルでの開発だと、システムエンジニアを目指す人なら、学生時代に必ず習うのではないでしょうか。 要件定義をこなし、基本設計、詳細設計を用意して、プログラミングしてテストを行うのが一連の流れです。上流から下流へ水が流れるように作業が進み、後戻りすることは基本許されません。各フェーズで仕様凍結してしまえば、最も効率のよい開発手法となるでしょう。 しかし今後はウォーターフォールでの開発が減少し、アジャイル開発という新たな開発手法が一般的になっていくかもしれません。...