ウォーターフォールモデルを利用するメリットとデメリット

ソフトウェア設計・構築の手法にも、プロトタイプモデルやスパイラルモデルなど、さまざまな手法がありますが、その中でも最も利用されているのはウォーターフォールモデルでしょう。 当たり前のように使用されているウォーターフォールモデルですが、決して万能な手法ではなく、メリットとデメリットが存在します。今回はウォーターフォールモデルを利用することのメリットとデメリットについてご説明していきたいと思います。 ウォーターフォールモデルのメリット 開発の全容がプロジェクト開始の早い時点で分かる...

仕様を固めすぎたシステムは使いにくい!遊びがあることも大切

お客様のシステムを構築する際には、まずはシステム化の要件を洗い出し、次に要件を仕様として落とし込んでいきます。しかしこの仕様固めの作業にも、使いやすいシステムにするためのコツのようなものがあります。 SEが良かれと思ってガチガチに仕様を固めすぎると、お客様にとっては逆に使いにくくなることも往々にしてあります。ちょっとぐらい遊びがあることも大切なんです。 仕様がストレスに変わることがある...

システム開発も結局一番大事なのは技術力よりコミュニケーション力

ひとつのシステムを構築していくには、プログラミング言語だったり、サーバーの構築だったりと、特殊なスキルが必要になります。そのため専門知識をもったシステムエンジニアたちが作業にあたるわけです。 しかしシステム開発を円滑に進めていく上で最も大事なのは、結局のところ技術力ではなくコミュニケーション力だったりします。今回はソフトウェア開発におけるコミュニケーションの重要性について、お話をしていきたいと思います。 結局は人と人が関係するお仕事...

お客様の追加要望や仕様変更を抑えるために守るべき開発のルール

お客様からシステム開発の依頼を受けて、見積書を提出して受注したものの、当初よりも仕様変更や機能追加が増えてしまい、結局赤字プロジェクトになってしまった・・こんなことは実際によく聞く話ではありますが、これでは何のために開発を請負ったのかが分からなくなってしまいます。 お客様から開発案件を請負うからには利益を出すことが求められますが、それを邪魔するのが仕様変更や機能追加などのお客様要望です。今回はそうしたお客様要望を極力抑えるために守るべき開発のルールをご紹介していきたいと思います。 各フェーズごとに仕様凍結しながら開発を進める...

パッケージソフトは企画段階が命!何を作るかよりもどう売るかが大事

中小ソフトウェア企業でも、オリジナルのパッケージソフトを開発している企業はあります。ですが予算を投じて開発したものの、まったく売れることなく、負の遺産のようにサーバーの片隅に置き捨てられていることがあります。 パッケージソフトでは「何を作るか」はもちろん大事なのですが、それと同じぐらい「どう売っていくか」も考えていかなければ、自社パッケージソフトで成功を収めることはできないでしょう。まさにパッケージソフトの開発は企画段階が命なのです。 良いものは売れるが誰も知らなければ売れない...

要件定義を上手に進めるために最も大切なこととは

システム構築作業の中でも、上流工程に位置するのが要件定義フェーズ。 要件定義の工程では、まだお客様は「こんなシステムを作りたい」という明確なイメージは抱けていません。「システムを導入してこんなことができたらいいな」レベルでしか考えがありませんので、SEがお客様の要件を聞き出しながら、システムに落とし込んでいく要件を固めていく作業をしていきます。 そしてシステムとして形にするための機器構成や開発言語などを考えながら、要件定義書にお客様要件をまとめていきます。...