使えないエンジニア・・現場でそう言われないために意識すること

客先常駐で開発するタイプのシステム開発では、複数の企業が集まってプロジェクトチームを結成することも珍しくなく、別会社のエンジニアと連携を取りながらシステム開発に従事することもよくある光景です。 もしミスを犯したり、仕事の進め方が悪かったりすると、普通は上司や先輩エンジニアが本人の成長を思い、いろいろ助言や指導をしてくれるのものですが、周りが別会社のエンジニアばかりの状況では「使えないエンジニア」と影で言われて終わりです。...

SQLのDELETE文は基本使わない!データを消さずに履歴を残そう

SQLのDELETE文は、INSERTやUPDATEに匹敵するほどの基本的な構文で、SQLを勉強する上でも比較的はじめに習う構文の一つ。 しかしこのDELETE文、実業務ではそこまで使用しません。DELETE文を発行してデータを消すのではなく、履歴データとして残しておくことがシステム構築の定石です。 貴重なデータを消してはいけない まず業務系システムにとって、データは貴重な資源です。「業務系システム開発とは何をするのか?基本の処理をご説明」の記事でもご説明しておりますが、データがなければ何もできないのが業務系システムです。...

お客様の追加要望は簡単には受け入れてはいけない

ビジネスはお客様の存在があって初めて成り立つわけですが、システム開発の現場でも、システムを求めるお客様がいるからエンジニアがものづくりを行います。 そしてお客様といえども、追加要望を簡単に受け入れてはいけません。エンジニアは優しい人が多いので、ついつい受け入れてしまいがちなので気をつけましょう。 追加要望は安易に「できます」の回答をしない システム開発の現場でよくもめるのが、お客様から「これできますか」と質問があり、安易に「できます」と答えてしまい、後に引けなくなって予算もないのに開発を進めなければならない事例。...

上手な変数名のつけ方。一見して用途を識別できるために

プログラムに欠かせない変数の存在ですが、変数名のつけ方一つでもプログラマーの性格や質が出るものです。変数名に「aaa」や「xxx」という名前をつける人はさすがにいないでしょうが、変数名は一見するだけで、どのような用途で使用されるのかが分かることが理想です。 ぱっと見て分かりやすいような、上手な変数名のつけ方の参考例について、ご説明していきます。 変数名には処理内容が分かる名前をつけるのが基本 まず変数名をつける際の基本中の基本ですが、変数名を見てどのような処理で使用するのかが分かるようにしなければなりません。...

システムの改修時に気を付けること(バグ対応・追加カスタマイズ)

どこもかしこもIT化が進んだ現代社会では、イチから新規でシステムを構築するだけでなく、既存のシステムに対して手を入れていく改修案件も多いです。そして新規システムの構築時と、既存システムに対するバグ対応や追加カスタマイズなどによる改修時では、求められる作業の質が変わってきます。 まずはじめに、同じバグ対応でも新規のシステムと、システム改修時で、どのような違いがあるのかを説明していきます。 バグ対応も新規と改修時では作業内容が変わってくる...