生真面目すぎるSEに伝えたい楽観的思考のすすめ【うつ病対策】

過度なプレッシャーを与えられたり、残業続きの炎上プロジェクトに巻き込まれたりすることで、心を壊してしまうSEがいます。俗に言うところのうつ病ですね。

うつ病をはじめとした精神疾患は、一度発症してしまうとぶり返すことも多く、完治が難しい病気です。そのためまずは”うつ病にかからない”という予防策を講じておくことが大事になってきます。

そして私自身さまざまな現場を見てきましたが、生真面目なSEほどうつ病にかかりやすい気がします。うつ病の人の気持ちは、病気にかかった本人にしか分からないと言いますが、少しでも精神を壊してドロップアウトする人を減らしたいという思いから、生真面目すぎるSEのために楽観的思考についてご紹介していきたいと思います。

自分の代わりはいくらでもいる

システムエンジニアにとって「この分野では誰にも負けないぐらいのプロフェッショナルになる」といった専門性を高めることは、その他大勢のSEと自分とを差別化する意味でも非常に大事です。自分だからこそ任せてもらえる仕事が増えれば増えるほど、替えのきかないSEとして、周りからの評価も高くなります。

しかしSE業務と言えども、所詮は人が行う仕事です。もし自分がいなければ、代わりに他の誰かが担当することになります(穴を埋めるためにも、誰かが対応せざるを得ないでしょう)。もちろん自分より器用にはできないかもしれませんが、どうにかこうにかやっていくはずです。

結局世の中なんてのはそういう風に回っているのです。本当に替えのきかない人材なんてのは、そうそういないのです。

だからと言って自分の仕事、能力に誇りを持たなくてよい、というわけではありませんが、あまりにも生真面目に「これをできるのは自分しかいない、だから頑張らねば」と思ってしまうと、疲れてしまいます。時には「自分の代わりは他にもいる」ぐらいの緩い考え方で仕事に取り組むのもありだと思います。

忙しい現場でも少しくらい気を抜いても大丈夫

プロジェクトも佳境を迎えると、家に帰る暇もないぐらい忙しくなる時もあります。そんな時でもひょうひょうとしているようなSEは、1日の業務時間の中でも、案外気を抜いているタイミングがあるものです。別の言い方をするなら「さぼるのが上手」と言い換えることもできるでしょう。

人の心も体と同様、休息が必要です。しかし心の部分は体とは違い、疲労度を感じ取るのが難しいものです。ずーっと緊張しっぱなしの状態が続けば、いつかは心を壊してしまうでしょう。

だから多忙な日々が続いていたとしても、気を抜く瞬間ぐらいあってもよいのです。ちょっと気分転換がてらに外に出てみるとか、たまには早く帰って十分な休息をとっても大丈夫です。

ここで大事なのは「たまには」ということです。常にさぼり続けているようなSEは現場での信頼を落としますので、あくまで「ふとした時」や「少々の時間で」ということです。普段から責任感を持って仕事に取り組んでいれば、「たまに」ぐらいなら、周りの人も何も思わないでしょう。

プロジェクトが失敗しても死ぬわけじゃない

今はいい時代です。戦国時代なら与えられた任務を失敗してしまえば殺されていたかもしれませんが、現代はたとえプロジェクトを失敗させたとしても、命まで奪われることはありません。

仕事のパフォーマンスを高めるためには、少々のプレッシャーを感じると良いとされていますが、過度なプレッシャーは逆に自分自身を追い詰めてしまいます。緊張感をもって仕事に挑むのは立派なことですが、「失敗してもどうにかなる」と思うくらいの、肩の力を抜くぐらいの気持ちで仕事に向き合った方が、案外うまくいくことだってあります。

もしどうしようもなく辛くなってきたときは、「失敗しても死ぬわけじゃない」と思えば少しは楽になりませんか?

過度に優しくなる必要はない

システムエンジニアは心の優しい人が多いと思います。そのため人に振り回されるような仕事をする人も多いです。

たとえばメンバー内で「この仕事頼むよ」と、追加の担当作業を振られることもあります。そんなときも「分かりました」と素直に受け入れるのではなく、これ以上仕事を引き受けるのは危険だなと思えば、きっぱりと「他の作業も多く抱えているため、できません」と断ってもよいのです。

むしろプロジェクト全体のことを考えれば、キャパオーバーになって誰かが助っ人に回るよりも、最初からメンバー内で作業量を平準化しておいた方が、円滑に仕事を回すことができます。

仕事を依頼する方も、優しそうで文句も言わずに引き受けてくれそうなSEを選んで依頼しがちです。だから優しいSEほど、いろいろと頼まれごとをされる機会も多くなるはず。仕事をこれ以上受けられない理由さえしっかり説明すれば、頼まれごとを断ったからといって恨まれることはありません。過度に「優しくなろう」と思う必要もないのです。

 

おわりに

責任感が強いことはSEにとっても大切ではありますが、あまりに強すぎると心の病気を起こしてしまうリスクも高まります。そして頑張った結果、うつ病になったとしても、損をするのは自分なのです。

うつ病にかかってしまってからでは遅いので、ちょっと精神的に最近まずいな・・と感じているSEは、今回ご紹介したような楽観的思考を、少しでも参考にしていただければと思います。

※企業側のうつ病対策の取り組みについては「自社SEにうつ病を発症させないために会社側がやるべき取り組み」をご覧ください。

 


【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

開発系エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、物流、文教、自治体系の開発に従事。現在は営業・採用を主な業務としている。使用言語はVBA、VB.NET、Java。担当フェーズは設計~テスト。

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