これからのIT産業の需要は拡大する? それとも縮小する?

これからのIT産業は拡大していくのか? それとも減少の一途をたどるのか? これからSEを目指す人も、現役SEの人も、IT産業の成長性については気になるところだと思います。

ということで、今後のIT需要の動向についてお話していきたいと思います。

これからもITに対する需要は拡大する予測

まず結論から述べますが「IT産業はまだまだ需要拡大に伴い成長する」はずです。

ソフトウェア開発の黎明期には、多くの新システムが構築され、今までの我々の仕事に改革をもたらしました。システムを導入することで生産性は高まり、ITによって新たな価値を生む商品やサービスが多数生まれたのです。

そしてこれだけシステムであふれた現代社会で、これ以上まだまだIT化することってあるの? 頭打ちじゃないの? と思われるかもしれませんが、まだまだITの将来は明るいでしょう。

過去の「プログラミング教育の義務化でようやく日本もIT教育に本腰か」でも説明しているように、日本もITエンジニアの育成に力を入れ始めたようで、需要の拡大によって不足するであろう、IT人材の供給のことも視野に入れて動いているようです。

それではITの需要が拡大する理由について、次にご説明していきましょう。

IT産業が大きくなる二つの理由

IT活用の多様化

かつてのIT活用といえば、業務の効率化や工場機械の制御といったことがシステム導入の主な目的でした。そしてホスト系、オープン系、組込み制御といったジャンルでシステム開発を区別していましたが、今後はそう簡単ではありません。

現代ではITを活用する場面は実に多様化してきています。昨今になって生まれたITの活用シーンには、以下のようなものが挙げられます。

  • ビッグデータ
  • IoT(モノのインターネット)
  • 人工知能
  • モバイルアプリ
  • 情報セキュリティ

上記は従来のITと区別するために、先端ITと表現されることもあります。従来の開発分野に加え、これらの新しい分野が登場していることも、IT需要が高まりを見せる理由の一つです。

労働力不足への対応

現在の日本の出生数は減少傾向にあり、どんどん人口が減っています。そしてそれは労働人口も減少していることを意味します。

労働人口が減少しているにもかかわらず、経済の規模を縮小させたくないのなら、いかに仕事の効率を高められるかがポイントになってきます。通常であれば10日かかる仕事を、効率改善によって5日で終わらせることができるようになれば、浮いた時間で別の仕事に取り掛かることができるのですから。

そして仕事の生産性を高めるための方法として、システムを導入することは、大きな効果を発揮してくれます。ロジカルな思考に置き換えることのできる作業は、全てコンピュータに任せておけばよく、人間は難しい判断を必要とするものだけに時間を割けばよいのです。

労働力の減少をカバーするために、システム導入の検討機会が増えることも、仕事量を増加させる理由になります。

IT産業の拡大とともに、IT人材の不足が深刻な課題になる

現在でもIT業界はシステムエンジニアやプログラマーなどの技術者が不足していると言われていますが、今後のIT需要の拡大に伴い、さらに人手不足が加速する可能性が高いでしょう。

IT人材の確保という点が、人手不足の著しいIT業界全体の深刻な課題となってくるはずです。そしてIT産業に身を置くソフトウェア企業も、人材確保という課題に向けて動き出すことが求められます。今のうちに採用力を高めておくための取り組みを講じておかなければならないでしょう。

 

おわりに

IT産業は決して頭打ちではありません。活用シーンの多様化や、労働人口の減少といった要因で、IT需要は拡大していく方向に向かっていくはずです。

そうなると人材不足はより一層厳しいものになりますので、ソフトウェア企業各社はIT人材確保のための取組みもまた大事になってくることでしょう。

 


【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

開発系エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、物流、文教、自治体系の開発に従事。現在は営業・採用を主な業務としている。使用言語はVBA、VB.NET、Java。担当フェーズは設計~テスト。

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