プログラミング教育の義務化でようやく日本もIT教育に本腰か

2020年には小学校でもプログラミングが必修化される見通しのようです。学校教育においてコンピュータの姿さえ見かけることが無かった世代においては衝撃的な事実ですね。

将来ITエンジニアが今以上に不足することを見越して、日本もようやくIT教育に力を入れてきたのかなと感じます。先生たちの負担なども取りざたされておりますが、個人的には非常によい方針だと思っています。

プログラミングを義務教育中に学ぶことで、苦手意識が減少する

IoTなどの技術革新が進む中で、今後ますますIT人材が不足していくのは確実でしょう。しかしプログラミングは何をやっているのかさえも分からないし、触れたこともないからと、自らITエンジニアという選択肢を除外している人は多いはずです。

誰しも自分が経験したことのないものはとっつきにくいものです。例えば何か一つ外国語をマスターしてくださいと言われれば、これまで習う機会もなかったロシア語や中国語よりも、英語を選択しませんでしょうか。中学から大学まで10年近く英語を学んできたが全然喋れないという人でも、少しでも基礎知識のある英語であれば、やってみようかなという気になるはずです。

これと同じように、ついつい敬遠されがちなプログラミングという世界も、できるできないに関係なく、経験したという事実があるだけで身近に感じるものなのです。この時点で無条件にIT(情報技術)に対して苦手意識を持つことはなくなるはずです。

デジタルネイティブの世代だからこそ、スムーズに受け入れられる

現代の子供たちは、生まれたときからデジタルなものが身の回りにあった時代です。初めて手にした電話はスマートフォンで、「ダイヤルってなに?」「受話器ってなに?」という世代です。こうした世代を”デジタルネイティブ”と表現することもあります。

そんな時代に生まれ育ったからこそ、プログラミング教育というものに対して、今の親世代よりも抵抗を感じにくいのではないでしょうか(実際のところどうなのかは分かりませんが・・)。その代わり、冒頭でも述べたように先生たちは大変だと思います。

またゴリゴリとソースコードを書いていくのではなく、簡易的なプログラムを組めるプログラミングソフトも多く登場していますので、環境的にもプログラミングが学びやすくなっているということも、小学校での必修化を後押ししているのでしょう。

実はITでは後れを取っている日本

様々な情報機器やソフトウェアであふれている日本ですが、世界的に見れば、実はITに関しては後れを取っているのです。

最新の技術という面ではアメリカは日本よりも5年は先にいっているでしょうし、従来のビジネスやライフスタイルに変革を与えるような、ITを駆使した新しいサービスが登場するのはいつだって海外です。北欧はITの発展も目覚ましいと聞きますし、インドも優秀なITエンジニアが多くて有名です。日本製メーカーが圧倒的国内シェアを誇っていた携帯電話市場も、気づけばアップルなどの海外製メーカーが主流になってきております。

今後日本がIT先進国になれるかどうかは、国家としてIT教育に力を入れていくかどうかが重要になってきます。今はITで後れを取っている日本も、今後は優秀なIT技術者が育ち、若い人材がビジネスで挑戦・活躍できる土壌が整えば、日本発のITサービスが世界を席巻する日が来るかもしれません。

今すぐに・・というわけではないでしょうが、小学校からのIT教育必修化がきっかけとなり、10年~15年後ぐらいには日本もIT先進国の仲間入りをしているとよいですね。

 

おわりに

当社もいちIT企業として日本のIT産業を支えている身ですので、今後どんどんプログラマやシステムエンジニアを目指す人が増えることを願っております。そのために小学生のうちからプログラミングに触れさせるという、国家のIT戦略はとても良いものだと思います。

 


【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

開発系エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、物流、文教、自治体系の開発に従事。現在は営業・採用を主な業務としている。使用言語はVBA、VB.NET、Java。担当フェーズは設計~テスト。

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