パッケージシステムの保守作業とは何をするのか

ソフトウェア企業が特定の業界で汎用的に使用できるシステムとして開発し、販売するパッケージソフト。スクラッチ型開発よりも、導入時の予算を抑えることができるため、世の中にはパッケージシステムを導入している企業も多いです。 しかしパッケージシステムも導入して終わりではなく、場合によってはメンテナンスやSE対応が必要になるため、ソフトウェア企業に保守契約をお願いする場合があります。今回はパッケージシステムを保守する上でSEが経験する大変なことについて、ご説明していきましょう。 パッケージにもバグがないわけではない...

新人PGに告ぐ!プログラムに正解なんてない。最適解を探せ!

プログラミングに正解なんてありません。逆に仕様通りに動きさえすれば、どんなプログラムも正解だという解釈もできます。 新人エンジニアの場合、プログラムに正解を求めようとする傾向にあります。しかしこれだけは覚えておいてください。「プログラムに正解なんてない、最適解を探せ」ということを。 プログラムに正解はない...

システムトラブルの発生時にSEが取るべき対応とは

システムトラブルはある日突然やってきます。お客様から「システムが起動しない」や「処理が途中で止まってしまった」などの連絡があれば、担当SEは優先順位高めで対応に追われることになります。 できれば起きてほしくないのがシステムトラブルですが、もしトラブルが発生した時に、SEが取るしかるべき対応について、ご説明していきたいと思います。 システムの復旧とお客様説明を第一に考えよう...

【Access】VBAで文字列が半角英数字かどうかをチェックする方法

テキストボックスの入力チェック時に、半角英数字かどうかチェックすることはよくあると思います。例えば郵便番号や電話番号、メールアドレスの入力時など。 半角英数字のチェックをAccessのVBAで実装する場合、一発で判定できるような便利な関数は残念ながら用意されておりません。そのためAsc関数を上手に利用して、半角英数字のチェックを行ってきます。 Asc関数を利用して半角英数字のチェックを行う Asc関数とは...

テスト工数を削減するにはデバッグしながらコーディングしよう

システム開発の進行上、踏むべき手順として正しいか正しくないかという点を論じたいわけではありませんが、仕事としてシステム開発をする上では、予算の関係もあり、開発工数を抑えることはSEとして努力すべきことです。 そしてテスト工程での工数を削減するには、(現役のプログラマーとしては当たり前かもしれませんが)デバッグしながらコーディングをするとよい、という話をしていきたいと思います。 現代の開発環境だからこそデバッグしながらのコーディングが可能...

SQLのDELETE文は基本使わない!データを消さずに履歴を残そう

SQLのDELETE文は、INSERTやUPDATEに匹敵するほどの基本的な構文で、SQLを勉強する上でも比較的はじめに習う構文の一つ。 しかしこのDELETE文、実業務ではそこまで使用しません。DELETE文を発行してデータを消すのではなく、履歴データとして残しておくことがシステム構築の定石です。 貴重なデータを消してはいけない まず業務系システムにとって、データは貴重な資源です。「業務系システム開発とは何をするのか?基本の処理をご説明」の記事でもご説明しておりますが、データがなければ何もできないのが業務系システムです。...