これはエンジニアとしての”おごり”なのかもしれませんが、システムエンジニアとお客様はあくまで対等な立場でよいと思っています。ビジネスである以上、お客様とは発注者と受注者、クライアントとサプライヤーという関係性はありますが、それでもエンジニアの立場はお客様の上でもなければ下でもありません。

SEが提供しているのは労働力ではなく技術力

お客様も自分たちの業務に関してはプロフェッショナルですが、ITに関してはそう知識が豊富なわけではありません。だからこそシステムの導入時にはシステムエンジニアに仕事を依頼するわけです。

システムエンジニアの立場で言うなら、お客様ではどうすることもできない問題を、自分たちの力を貸すことで解決しているのです。マンパワーでお客様の業務を代行しているのとはわけが違います。システムエンジニアが提供しているのは労働力ではなく、技術力ということを忘れてはいけません。

こうしたことからも「エンジニアとお客様は対等な立場である」と言えるでしょう。システムエンジニアというのはお客様から使われるのではなく、頼りにされる存在であるべきなのです。

SEは技術者としての誇りを持とう

お客様もビジネスでは発注者という立場になるので、エンジニアのことを自分の部下を使うかのように、ぞんざいに扱うこともあります。エンジニアも性格の良い人が多いのか、ついついお客様の言いなりになっている場面もよく見かけます。

ですがビジネスという面で話をするなら、「お客様の追加要望は簡単には受け入れてはいけない」でもご説明しているように、お客様の要望を安請け合いしてはいけません。無条件にお客様の言うことばかり聞いてしまえば、会社としてもエンジニア本人としても不幸になってしまいます。

システムエンジニアの方は自分の能力を過小評価している人が多いのかもしれません。ですが人にはできないことをできるスキルを持っているのですから、過小評価する必要もありません。変なプライドは必要ありませんが、しっかりとエンジニアとしての誇りを持ってお客様と向き合うようにしましょう。

ただし誇りを持つ分、SEとして技術力を伸ばす努力を忘れてはいけません。

傲慢になってはいけない

お客様にできないことをやっていると言っても、決して傲慢になってはいけません。本人はその気は無いのかもしれませんが、上から目線で物を言うようなエンジニアもたまにいます。冒頭でも述べましたが、お客様とはあくまで対等であり、上でもなければ下でもないのです。

お客様には謙虚であることが大事です。「困っているから助けてやる」ではなく「困っているなら手を貸しましょうか」というスタンスでいてください。そうした姿勢が信頼関係を育んでいくのです。

頭を下げるのは営業の役目

これまではSEとお客様との関係性について話をしてきましたが、対会社として考えるなら、お金の流れはお客様から支払いがおこなわれますので、納品したシステムが原因で事故が起こってしまえば、仕事を請負ったソフトウェア企業に責任があります。

エンジニアとしても自分の不備で問題が起きたのであれば、お客様に対して説明をしてお詫びしなければなりません。しかしそれはあくまでエンジニアが招いた不手際に対してです。会社の責任という面で頭を下げるのは営業の役目です。

そうした意味でも、お客様とエンジニアは対等であるという表現が通るでしょう。

 

おわりに

お客様と対等な立場になれる職業はそう多くはありません。技術力を武器にして仕事をするエンジニアならではの考え方だと思います。とは言っても、決して傲慢になってよいわけではありませんが・・

だからエンジニアである以上は、いつまでもお客様から頼りにしてもらえる存在でいられるように、自分自身の技術力を高める努力は怠らないようにしましょう。

 



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