研修期間中に辞めたい・辛いと感じたら思ってほしいこと

平均的な新入社員研修の期間は1か月とも言われておりますが、ソフトウェア企業の場合、二か月、三か月と続ける場合も珍しくなく、他の職種よりも長いです。なぜなら会社説明やビジネスマナーといった内容だけでなく、エンジニアにとっては欠かせない技術研修があるからです。

いままで学校レベルでシステム開発について学んできた子が、新人研修を通して、仕事としてのシステム開発を学ぶことになります。技術力のなさを痛感し、辞めたい・辛いと感じてしまうこともあるでしょうが、そういった際には、これからご紹介していくようなことを思ってほしいものです。

絶対に技術力は伸びていく

研修課題などを与えられ、思うように形にすることができなかったりすると、自分の技術力の乏しさを嘆くことになるのではないでしょうか。ときには「こんな自分がこの先SEとしてやっていけるのだろうか・・」と不安になることもあるかと思います。

しっかりと自分の実力を理解することは大事ですが、あまり考えすぎる必要もありません。どんな人でも技術力ゼロのところからスタートするわけですし、技術力は嫌でも身についていくものです。

それに技術研修は足りない技術力を高めるために行われるものです。だから研修期間を通して、少しずつでも新しいことを覚えていけばよいだけの話です。研修のときはプログラムが苦手だったという人も、その後の現場で成長し、ばりばりプログラムが組めるようになることもよくある話です。

またSEの能力はプログラミングスキルだけではありません。適材適所という言葉があるように、システム開発の中でも必ず活躍できるポジションがあるはずです。

研修担当もいじわるをしているわけではない

これは会社によってだと思いますが、新入社員の教育を行う研修担当がやたら厳しいこともあります。きっと学生から社会人への気持ちの切り替えという意味で、あえて厳しい指導をしているのだと思います。

必要以上に厳しくするのが良いのか悪いのかはおいといて、会社によって考え方はそれぞれですので、こういった会社もあるでしょう。

今の子は学生時代も含めて、他人から厳しく怒られるという経験が、かつての時代よりも圧倒的に少ないはずです。そうするといきなり社会人になって厳しく指導されると、まるで自分の存在を否定されているようで、自分に自信がなくなってしまいます。

教育係である研修担当に対しても嫌悪感を抱くでしょうが、研修担当もいじわるで厳しい態度をとっているわけではありません。きっとどの会社も新入社員の成長を願って、しかるべき教育方針を立てているはずです。誰だって怒るのは嫌ですので、研修担当もしかたなくそうした態度をとっているのかもしれません。そう思うと、少しは研修担当に対する嫌悪感も薄らいできませんでしょうか。

研修は実際の現場よりもある意味大変かもしれない

研修が終われば、お客様環境の開発現場に入ることになるわけですが、”ある意味”研修期間の方が大変な思いをするかもしれません。

研修期間中はたとえミスを連発したとしても、たとえ開発が納期に間に合わなかったとしても、迷惑を被るお客様がおりません。そのため研修ではあえて大変な思いをするようなスケジュールを組んだりすることも往々にしてあります。

これも決して「懲らしめてやろう・・」といった、いじわるな精神ではなく、失敗をする中で覚えるものがあることを気付かせたいという思いからでしょう。「失敗は成功のもと」ということわざもありますが、システム開発においても、失敗することで「今度はこうしよう」といったように、成功するためのプロセスを導き出すことができるようになります。

実際の開発現場に入れば、失敗することは許されません。そのため上長やPMがしっかりと工程にも目を配り、フォローしていく体制が整っています。だからこそ気兼ねなく失敗という経験ができるのは研修期間中であり、ある意味大変な思いをするかもしれません。ですがこれも自分の成長には無くてはならない要素であると考えるようにしましょう。

この大変な研修さえ乗り越えれば、その後は少しは楽になるだろう考えてみましょう。

自分に向いているかどうかは実際の現場を見てから決めよう

最悪の場合、研修期間中に会社を辞めて別の業種で働きたいと思うこともあるかもしれません。自分の思ったようにいかないと、つい別の可能性を見つけたくなるものです。

しかし学生時代から情報処理について勉強してきたのに、研修期間のわずか数ヶ月で辞めてしまうという決断を下すのは、あまりにもったいないことだと思います。

辞めるという判断に対して否定するわけではありませんが、その決断を下すのは、研修を終えて実際の開発現場を経験してからでもよいのではと思ってしまいます。研修と実際の業務では、仕事の質が異なります。開発プロジェクトに参画したら、新たな自分の長所が見つかるということだってあります。

新入社員研修という面だけを見て、向いているか向いていないかを判断してはいけません。せめてもう数ヶ月の間踏ん張って、開発の現場を経験してから決めるようにしましょう。

 

おわりに

研修とは言っても、会社から給料が支払われている限り、それは立派な仕事です。そのため辛い思いをすることもたくさんあるでしょう。精神的に追い詰められたら、これまでご紹介してきたことを意識して、少しでも楽になってもらえればと思います。

 


【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

開発系エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、物流、文教、自治体系の開発に従事。現在は営業・採用を主な業務としている。使用言語はVBA、VB.NET、Java。担当フェーズは設計~テスト。

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