プログラマーやシステムエンジニアといったITエンジニアを目指している学生の方は、今が就職活動真っ只中ではないでしょうか。就職とは人生の中でも大きなイベントです。これから始まる社会人生活、スタートでつまづいてしまえば、その後のキャリアにも悪影響がでてしまいます。
だからこそ、初めて入る会社は良い会社に入社したいと誰もが思うことでしょう。今回はあくまで個人的な経験に基づいた話になりますが、良い会社と悪い会社の見分け方について、ご説明していきましょう。
良い会社と悪い会社の定義とは
まず良い悪いというのは極めて抽象的な言葉で、それぞれの価値観によって捉え方が変わってしまいますので、本記事でお話しする良い会社と悪い会社の定義からご説明します。
これは当社の考え方にも共通するところですが、ITエンジニアを目指す以上、最も重要なのはエンジニアとして成長できることだと考えています。そしてエンジニアとしての成長は個人の努力が必要なのは言うまでもありませんが、会社のサポートもそれなりに重要になってきます。
つまりエンジニアにとって上流工程も難なくこなせるよう成長ができる会社を良い会社、成長が見込めないような会社をここでは悪い会社として定義したいと思います。
良い会社と悪い会社の見分け方
いよいよ本題の良い会社と悪い会社の見分け方ですが、最初にことわりを入れておくと、あくまで独断と偏見が混じっておりますので、これを鵜呑みにするのではなく、しっかりと自分の目で会社を見て判断するようにしてください。今回のお話は参考程度ということで・・
会社の代表が技術職出身の場合は技術者思い
会社の代表、つまり社長職にあたる方が元技術者の場合、わりかし技術者の成長を考えてくれていることが多い印象を受けます。社長自身が技術者としての誇りを持っており、あくまで技術力を売っているという考えが根底にあるからなのでしょう。
積極的に採用活動はしていなくとも、所属のエンジニアがしっかりとした技術力を持って、上流工程から仕事を請けているような会社は、エンジニアとして成長できる土壌が築かれているのだなと感じます。本記事の定義で当てはめるところの良い会社でしょう。
会社の代表が営業職出身の場合は会社思い
対して同じソフト会社でも、社長が営業職出身で、自身は技術的なことは分からないというケースも多々あります。このような場合、個々の技術者の成長よりも、売上といった数字化できる部分での、会社全体の成長を重要視していることが多いような気がします。積極的に採用活動をして、会社の成長スピードも速いことが多いです。
技術者としての成長という意味では二の次で、今回の定義内では悪い会社と表現してしまいますが、会社の一員という使命感を持って、自分の会社を大きくしていこうという気概のある技術者は、こちらの会社のほうが合っているかもしれません。
おわりに
再度最後にことわっておきますが、今回はあくまで個人的な考えを前提にお話しているものであり、全ての会社が以上のことに当てはまるわけではありません。代表が営業出身でも良い会社はありますし、技術出身でも悪い会社はあります。ただ個人的に全体の割合としては、今回のようなケースが多く、会社選びの参考にしてもらえればといった気持ちです。
今回は独自の定義で良い会社、悪い会社の見分け方についてご説明してきましたが、どちらが正しい、正しくないという問題を追求するつもりはありません。就職活動を行っている、またはこれから始める学生の方は、しっかりと会社説明会に参加し、 やりたいことが実現できる会社かどうか、正当に評価してもらえる会社かどうかなどを見極めながら、自分に合う会社を見つけていきましょう。
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