有能なSEを見極めるポイント(開発業務以外での行動)

システムエンジニアにも能力の高い人もいれば、低い人もいます。コーディング能力や設計能力など、SEとしての能力面については、実際に一緒に仕事をしてみないことには、全てを把握するのは難しいものです。

しかしなんとなくですが、有能なSEの人に見られる共通した特徴みたいなものはあると思っています。そこで今回は、開発業務以外で見ることができる、有能なSEを見極めるためのチェックポイントについてご紹介していきたいと思います。

簡潔で分かりやすい文章を書く

まず簡潔で分かりやすい文章を書くことができる人。こうした特徴のある人は、きれいで無駄のないコーディングができる人が多い気がします。

プログラム仕様書の作成や、コーディング業務においては、ロジカルな思考が求められます。冗長性を排除し、無駄がなく美しく、かつ穴のないソースコードは良質なプログラムと評価することができます。

そのロジカルな思考というのは、1本のソースコードにおける処理を部品単位で考えて、その部品を上手に組み合わせていく力とも表現できるでしょう。「簡潔で分かりやすい文章を書くことができる」ということも、伝えたい事項や言い回しを部品として考え、それを上手に組み合わせることで、人にとって理解しやすい文章にすることと同じ。つまりどちらもロジカルな思考で言語を組み立てていく作業なのです。

報告文書などを見て、非常に分かりやすくまとめられている文章であれば、その人はコーディング能力やプログラム仕様を考える能力も高いと判断してよいのではないでしょうか。話し言葉も同様で、何かを説明するときに分かりやすい言葉遣いや文章構成を組み立てられる人も、SEとしての能力が高いはずです。

自身過剰すぎず、不安を感じられる

SEの世界は技術力がものを言う世界です。新しい言語や開発手法など、さまざまな技術が登場する中で、豊富な技術に対応できる力をもっているのは素晴らしいことですが、あまりに自身まんまんな人をみると「本当に大丈夫か?」と疑った方がよいかもしれません。

確たる根拠もなく「大丈夫」とか「できる」と言う人に限って、ふたを開けてみれば「何もできていなかった」というのはよくある話です。もちろん最初から何もかもできる人はおらず、新しい技術分野に挑戦する際は、誰もが無知からのスタートではありますが、自信過剰気味な人は要注意です。

個人的には自信よりも不安を感じている技術者の方が、良い仕事をすると思っています。ある程度の知見を備えていたとしても、決して得意になることなく、少々の不安やプレッシャーを感じるのが、SEとしてあるべき心理状態ではないでしょうか。

そうした不安があるからこそ、しっかりと学習したり、緻密な設計にこだわったり、テストを入念にしたりなど、良いシステムを作るための努力ができるのです。不安がりすぎて消極的すぎるのもよろしくありませんが、自信過剰になりすぎずに、開発プロジェクトへ参画する前には不安やプレッシャーを感じられる技術者の方が有能なSEである確率は高いでしょう。

他の人よりも残業をしない

システムエンジニアであれば、いかに効率よく仕事ができるかも考えなければなりません。ただシステムを構築すればよいわけではなく、生産性を意識できることも有能なSEの条件の一つです。

そして生産性を高くして仕事ができるかどうかは、他の人よりも残業をしていないのかどうかが、見極めるポイントとなってきます。もちろん仕事量が少なければそもそも残業する必要もないわけで、担当している仕事量にも依存はします。

ただしどう考えても残業するほどの量ではない仕事量に対し、残業が続いているようなら、その技術者は生産性が低いSEと見なしてもよいでしょう。コミュニケーションが不足していたり、仕事に対するモチベーションが低かったり、優先順位のつけかたが下手だったり、何かしらの原因があるはずです。

逆に仕事量が多かったとしても残業せずに帰宅できている人は、しっかりと自分の能力を把握できて、時間内に終わらせられる作業がどれくらいかの作業見積りがしっかりと算出できているのです。処理能力が高いということもあるでしょうが、オーバーワークになる部分は他の人に仕事を回すなどの調整ごとも上手なのでしょう。

長時間の残業はワークライフバランスを壊してしまいますし、健康にもよろしくありません。仕事柄どうしても残業過多になる時期はあるでしょうが、年中残業しているSEよりも、定時退社を心がけているSEの方が能力が高いという判断をしてよいと思います。

 

おわりに

SEとしての能力の高さは、設計書の出来具合やプログラムの品質を確認せずとも、ある程度その他の仕事ぶりを観察していれば、結構見えてくるものです。普段接することのないSEが有能かどうかを見極めたいのであれば、今回ご紹介したようなポイントを観察してみるのもよいかもしれません。

 


【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

開発系エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、物流、文教、自治体系の開発に従事。現在は営業・採用を主な業務としている。使用言語はVBA、VB.NET、Java。担当フェーズは設計~テスト。

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