SEなら対チームメンバーとのコミュニケーションも活発にせよ

システムエンジニアには技術的なスキルだけではなく、コミュニケーションという能力も求められます。その理由としては、システム開発とはお客様や社内のチームメンバーなどと協力し合うことで一つのシステムを構築していく作業であり、コミュニケーションを取ることで円滑に仕事を進められるからです。

SEにとっても大事なコミュニケーション力ですが、お客様とはしっかりとコミュニケーションは取れても、対チームメンバーに対しては、疎かにしてしまいがちな技術者もおります。システム開発をスムーズに進めたいのであれば、チームのメンバーに対しても活発にコミュニケーションを取ることを心がけていきましょう。

対お客様と対チームメンバーとのコミュニケーションは別物

まず一口にコミュニケーションといっても、対お客様と対チームメンバーとでは、コミュニケーションの質が異なってきます。

お客様に対しては問題提起や改善提案、譲歩など、調整力や折衝力といったコミュニケーション力が求められます。対して同じ開発チームのメンバーやPL・PMに対しては、情報共有や進捗報告など、メンバー間連携といったコミュニケーション力が必要になってきます。

個でプレーするのが好きな技術者は、お客様間でのコミュニケーションは得意でも、チームメンバー間でのコミュニケーションが苦手な人もいます。しかしチームとして開発プロジェクトが動いている以上、メンバー間とのコミュニケーションも意識していきたいものです。

対メンバーとのコミュニケーションが豊富だと自分が楽になる

対チームメンバーとのコミュニケーションを活発にするということは、チーム全体として開発を「円滑に進められる」という恩恵が生まれるだけでなく、自分の仕事が楽になるというメリットがあります。

例えば現在自分が抱えているトラブルもメンバー間で情報共有しておけば、PMなど管理者の指示によって、手の空いている人間がヘルプに回ってくれるかもしれません。マンパワー的な労働力だけでなく、なにかしらの知恵をメンバーから貰えるということも大きいです。

長い時間一人で悩んだまま作業をストップさせてしまうSEもおりますが、こうしたこともチームメンバー間でしっかりとコミュニケーションをとり、情報伝達をしておけば解決する話です。仕事が辛いと感じているならば、コミュニケーションを使って、もう少し同じチーム内のSEに頼ってみるとよいでしょう。

コミュニケーションの本質は「社交性があること」とは違うが・・

当サイトのブログ記事内では何回も言っていることですが、コミュニケーションの本質とは「社交性があること」や「自分の意見を主張できること」ではありません。コミュニケーションの本質とは「しかるべきタイミングでしかるべき情報を伝達・提案できる能力」のことです。

いくら人と喋るのが得意な人でも、しかるべき情報伝達を漏らしてしまうような人は、コミュニケーション力不足なのです。

ですが対チームメンバーとのコミュニケーションを円滑にするためには、「絶対にやるべき」とまでは言いませんが、雑談レベルの会話も交わし、日ごろから親睦を深めておくと、何かとやりやすいでしょう。いきなり作業依頼やトラブル対応を任せるにも、普段から会話もしない人には頼みにくいですし、頼まれたほうも気持ちよく引き受けられないですから。

対メンバーとのコミュニケーションが取れないとPMが苦労する

対チームメンバーとのコミュニケーションを疎かにしてしまうと、PLやPMなどのマネージャーが苦労します。PLやPMはしっかりとメンバーの進捗状況や困りごとなどを把握し、適切な対処を考えることが仕事ですので、メンバーから連絡が上がってこないと、非常にやりにくいのです。

そうした状況においても、しつこく状況確認を求めてくるPMならまだ良いですが、放置状態になってしまい、後から取り返しのつかなくなるような問題が発覚したとしても、誰も得しません。

メンバーとPMで、お互いに気持ちよく仕事ができる関係性ではなくなってしまいますし、次のプロジェクトにはメンバーとして呼ばれないかもしれません。PMとメンバーという立場の違いはあれど、結局はお互いがお互いの業務を尊重し、思いやることが大事です。しっかりとPMの仕事にも配慮できるメンバーとなれるよう、チーム内でのコミュニケーションは活発に行っていきましょう。

 

おわりに

「SEにはコミュニケーション力が必要」なんてのはよく耳にする言葉ですが、それは対お客様とのコミュニケーションと、対チームメンバーとのコミュニケーションの両方を指していることを忘れてはいけません。

コミュニケーション上手ということは、お客様だけでなく、メンバーからも頼られる存在となりますので、しっかりとコミュニケーション力は磨いていくようにしましょう。

 


【記事を書いている人】

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鍵谷 隆 -KAGIYA TAKASHI-

開発系エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、物流、文教、自治体系の開発に従事。現在は営業・採用を主な業務としている。使用言語はVBA、VB.NET、Java。担当フェーズは設計~テスト。

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