インフラエンジニアなり、開発系エンジニアなり、IT業界は技術が発展するスピードも速いので、日々いろいろなことを覚えていかなければなりません。現時点での先端技術も、10年も経てば一昔前の技術と言われてしまうこともあります。
だからITエンジニアであれば、常に勉強する姿勢を忘れてはいけません。そして新しいことを覚えていくには「好き・知りたい・興味ある」といった感覚を大事にするようにしましょう。
興味を持つことが成長への一番の近道
自分のスキルを伸ばそうと思うなら、興味を持つことが一番の近道となります。
例えば好きな音楽は自然と歌詞を覚えられたり、何回聞いても嫌ではありませんよね。努力をすることは大変なことではありますが、好きなことであればその努力も辛いものではなくなるはずです。ともすれば努力そのものを努力とさえ感じなくなるでしょう。
それにプログラマーやシステムエンジニアという職業に就こうと思ったのは、ハードなりソフトなりに興味があったからだと思います。その興味を継続して持ち続けていれば、「新しい言語を覚えよう」とか「アジャイル開発とはどんな手法なんだろう」など、いろいろと気になったことは自ら調べていくものです。
そうしていくうちに、知らず知らず自身の知識や見識は広がっていくものなのです。実際にITのさまざまなことに対して疑問を抱き、興味を持ち、自ら調べようとするエンジニアは、技術者としての成長スピードも速いように感じます。
特に若いうちは知識を増やすことが大事
エンジニア人生の中でも、特に若いうちは知識を増やすことがとても大事だと思います。その理由は「自分のキャリア形成において、知識が不足していることが原因で選択肢を狭めないため」です。
ITエンジニアといっても、インフラ周りを得意とする人もいれば、制御系開発を得意とする人、業務系開発を得意とする人など、さまざまな分野があります。新入社員のころは、皆同じようなスキルを持っていますが、どんな分野を経験するかによって、それぞれのエンジニアに得意分野が形成されていきます。
得意分野の形成については会社都合によるところも大きいですが、自分が興味を持っていろんな情報を集めていると、「今は業務系開発をやっているけど、制御系も経験したいな」と思う場面も出てくるはずです。自分がどの分野のプロフェッショナルになっていくかを決めていくためにも、20代のうちは多くの経験をしておきたいもの。
だからこそ多くのことに興味を持ち、多くの経験を積んで、一番自分に合っている分野を自ら選択できるようになっておくと、充実したエンジニア人生を送れる可能性も高くなります。
50代になれば興味がなくなるのもしょうがない!?
年を重ねていくと、物覚えも悪くなってきますので、だんだんと新しいことを覚えようとする気力がわかなくなってくるものです。まぁその年になれば知識で勝負をするのではなく、経験を武器にすることで、若いエンジニアには真似のできない仕事の仕方ができるようになっていると思います。
しかしできることなら50代になっても、貪欲に知識を吸収するという気持ちは持っておきたいものです。
強い興味がないなら目標を持って奮い立たせよう
興味や関心ごとが多いことは技術レベルを上げるのに大事なことですが、悲しいことに30代のうちから「新しいことを覚えよう」という気持ちがだんだんと薄くなっていくエンジニアはたくさんいます。自分が好きだったことも仕事となると、興味が薄れてしまうのでしょうか。
失った情熱や興味を再度わき立たせるのはなかなか難しいものですので、技術力を高めるためには何かしらの目標を持つとよいでしょう。学生時代も勉強するのは嫌だったけど、○○の学校に入学したいという目標を立てることで、なんだかんだ勉強したという経験はないでしょうか。きっと目標がなければ何も手をつけなかったと思います。
IT分野で言うなら「1年以内に応用情報技術者の試験合格を目指す」や「PHPを習得してウェブ系の仕事も請けられるようにする」など、実現可能な範囲で目標を立てて、目標達成に向かって邁進していきましょう。
おわりに
とりとめのない話になってしまいましたが、とにかくITエンジニアとしてスキルを高めたいのであれば「好き・知りたい・興味ある」という感覚をいつまでも大事にすることです。まさに「好きこそ物の上手なれ」というわけです。
技術的にもトレンド的にも変化の激しいIT業界なので、常にアンテナを張って、より多くの情報をキャッチするようにしましょう。
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