タイトルの通りでございますが、当社ではこれまでクライアントワークの一環で、ユーザー様の要望に応える形でスマートフォンアプリを制作してきました。ただ本格的に研究開発(R&D)部署がスタートしたこともあり、研究と実益もかねて自前のプロダクトを持つことにしました。
決してクライアントワークをやめるわけではありませんが、今後は自前のアプリも走らせていくつもりです。
まずはSwiftアプリをつくる
SwiftはクライアントワークのひとつであるAI議事録アプリにて扱っていた言語で、当社でも知見はあります。ただもう少しSwiftを使ってできることを追求したいという思いや、今後出てくるだろうApple Vision Proのアプリ開発を見据えて、Swiftの練度を高めておきたいということがありました。
ですので、まずはSwiftでのiOSアプリの制作に取り掛かります。
HealthKit連携
ただiOSアプリを作るだけでは面白くありません。もう一つ注目している技術はHealthKit APIです。
HealthKitといのはiPhoneやApple Watchから収集できるヘルスケア(フィットネス)データのことで、これをアプリと連携させることにより、ほぼほぼ全自動でヘルスケアデータを表示し、過去データ含め健康状態をデータ管理することが可能になります。
今回はAppleのHealthKit APIでどこまでのことができるのかも研究対象です。そのためアプリもAndroid版のリリースは予定しておらず、iOS版のみになります。
AI活用
AIについても、もっと使いこなしたいという研究目標があります。GPT-4oになりマルチモーダル化して、ユーザーが得られる体験も非常に幅広くなりましたので、あらゆる可能性を探りたい。
ということもあり、健康状態のデータ管理だけでは面白くないので、AIもかませていくつもりです。AIができることを研究しつつ、プロダクトに落とし込んでいく。そして新たなユーザー体験を創造していく。そんな流れです。
夏にはリリースしたい
各技術の研究も兼ねているため、なかなかすぐにリリース! というわけにはいきませんが、地道にテクノロジーを利用して追っていけるところを研究していきながら、ひとつのプロダクトに落とし込んでいきます。それがリリースできるのが夏頃かなと思ってます。
リリース完了のご報告まで、乞うご期待ください。
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