組織にとって人は何なのか? というのは古今東西、問われている課題ではありますが、昨今は人的資源管理(Human Resource Management)という考えのもと、人材を資源として捉え、戦略的に活用することが求められます。
小難しい話はさておき、当社としての価値基準としても、個々人の「成長」をとても重要視しており、技術者として、そしてひとりの社会人として能力を高め、より多くの、より質の高い仕事ができるようにスキルアップしていくことを大きな価値と捉えております。
そのためこの度は当社内において、人材開発室を設けましたのでその御報告です。
人材開発室のミッションとは
既に8月より専任の人材を配置して人材開発室の運用が始まっているのですが、人材開発室のミッションとしては以下の通りです。
- 社員数(エンジニア数)の増加
- 離職率の低下
- スキルの向上
- 精神疾患の減少
- 組織コミットメントの上昇
どうでしょう。長期的な経営という意味では、どれも大事な要素ばかりですよね。
いろいろ細かく説明したいところではありますが、今回は3つほどピックアップして、当社としての考えをお伝えできればと。
社員数(エンジニア数)の増加
当社としては特段「社員数が多い = 良い会社」という考えは持っておらず、数に固執しているわけではありません。
ただし東京拠点については3年ほど前に立ち上がったばかりで、コロナ禍の影響もあり、なかなか体制を組みにくい状況となっています。そのためもう少し増員して、より質の高い仕事を、充実した体制でしていきたいという思いもあり、今後3~5年かけて積極的な増員をしていきたいと考えております。
スキルの向上
個々のエンジニアの能力開発・キャリアマップについて、より一層明確にしていきたいですね。しかるべきキャリアを築いていけるよう、エンジニアとしての成長ロードマップのようなものを明確に描けるよう、二人三脚となって個々人のスキル向上にも取り組んでいきます。
1on1ミーティングやメンター制度などの導入も絡めて考えて行く予定です。
組織コミットメントの上昇
これは離職率の低下とも重なってくる項目ではありますが、組織に対するコミットメント度合いも上昇していきたいです。
組織に対する情緒的・規範的なコミットメントを高めるためにも、職務満足やキャリア自律という側面を刺激していけるよう、社内コミュニケーションの活性化(あまり深すぎない程度に)や、研修制度などを充実させていければと考えております。
おわりに
当社は2022年10月から33期目に突入しますので、上記の各ミッションを数字に落とし込み、どのようなフレームワークを用いて達成していくのかを、検討している最中です。これから人材開発室を運用しながら、より職務満足度の高い企業にしていきたいと思います。
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