10月17日(金)のことですが、社員総会を開催いたしました。
2023年から、期のはじまり(10月)には経営方針発表会という、当社の今後のビジョン・行動計画を社員全体で共有する会を開催しておりました。
これまでは名古屋で開催、東京の社員はオンライン参加でしたが、今年は東京の社員も名古屋に集まり、社員総会という形で開催しました。
36期経営方針発表
メインは経営方針発表です。
前期(35期)の振り返りをするとともに、今期(36期)以降の会社としての計画を発表しました。
今期の当社の戦略テーマは「BMX1.0」です。
BMXとは「Business Model Transformation」のことで、当社で言えば、既存のソフトウェア開発で培ったコンピタンスを再構成し、新たなビジネスモデルを作り上げ、価値創造や競争力の強化、持続的な成長を目指していきます。
平たく言うなら、既存の”制作会社”という面はさらに質の高い仕事をしつつ、”事業会社”という面を新たに持ち、ヘルステックという領域で事業展開していく構想を、本格的にスタートさせます。
事業立ち上げ期なのでBMX1.0であり、来年には2.0に歩みを進めていきたい。
制作会社として:既存事業の質向上
世のSIerは、SIからコンサル業務へのシフトを加速させています。
その背景には「クラウド化」「SaaSの乱立」「ローコードの普及」「AIの台頭」といった要因があります。
もはやモノづくりを得意としている企業としてだけではクライアントへの価値提供ができなくなり、コンサルという高レイヤーで高付加価値の領域でのビジネス展開が求められています。
我々はソフトウェアの専門家として、プログラム・ソフトウェア設計という低レイヤーではなく、クライアントのDXや利益貢献という高レイヤーでの価値提供をする意識を持っていかなければなりません。
コンサル目線を持ち、顧客伴走型の業務スタイルにて、新たな価値提供を進めていきます。
事業会社として:ヘルステック事業の推進
事業会社としては、昨年から制作を進めている、健康管理アプリの「ヘルストレーナー」を軸とした事業展開を推進していきます。
ヘルストレーナーは2024年10月に初回リリースし、機能の作りこみを続けていきました。
その甲斐もあり、AppStoreにおけるコンバージョン率やリテンション率も満足のいく数字を出すことができ、いよいよPMF(Product Market Fit)は概ね完了といったところ。
2025年7月からはAndroid版アプリも制作を進め、リリースできる見込みが立ってきました。
Android版アプリのリリース完了後、いよいよヘルストレーナーはPMFフェーズからグロースフェーズへと、一つ段階を上げて事業を進めていきます。
まだまだ機能面で作りこみは必要ながらも、今期以降は本格的な事業として、ヘルストレーナーを軸としたヘルステック事業を軌道に乗せていきたいと思います。
その後は懇親会
経営方針発表を終わらせた後は、事務所近くの居酒屋で懇親会です。
東京と名古屋の社員は、普段なかなか顔を合わすことがありませんので、食事をしながら顔を合わせることで、良い交流の場になったと思います。
双方にとっても、刺激を感じることがあったのではないでしょうか。
おわりに
今年は東京の社員も名古屋に移動するという試みで、社員総会を開くことができ、とても良い機会になりました。
36期以降の戦略テーマとして掲げたBMX1.0を実践するため、今期も社員一同励んで参りたいと思います。
【株式会社キーシステム】
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