混沌とした2020年が終わり、2021年が始まりましたね!

とは言ってもこれを書いているのはもう2月中旬。すでに1年の1/10ぐらいが終わったわけですが、新年の挨拶も兼ねて2021年の動きについて書いていきたいと思います。

市況感

ソフトウェア開発という市場においては、飲食・観光・エンタメ産業ほどではないですが、それなりに新型コロナウィルスの影響を受けているのは事実です。もっといえばシステム導入というのは企業にとっては設備投資の一環であるため、景気の波から少し遅れてソフトウェア開発の需要が減少していくという傾向があります。

明るい話題よりも暗い話題のほうが多くなってはおりますが、決して守りに入りすぎず、決して責めすぎず、バランスの良い事業推進をしていくことを常々考えております。

人材育成

数年前から中長期にわたる採用・人材育成計画を進めているわけですが、4年程前から積極的にSE採用を行った結果、社内の年齢構成は30代前半から20代の技術者が多くなりました。

技術者というものは年齢に比例して技術的スキルや、開発における知見、顧客先業務知識が蓄積されていく職業ですので、今の若手層を中心にして長い目で見た組織作りをしてこうかと思っております。

そのため中長期にわたる計画上、現在は新規のSE採用がメインではなく、人材育成フェーズに入っております。

今後数年かけながら、若手層は技術的スキルを伸ばし、顧客との関係性をより強固なものとし、十分にチームを引っ張っていく存在として成長した後に、さらに若手層を付けていく形で、組織だって開発する上でのチーム作りをしていきたいと考えております。

コロナ禍という事情もありましたが、予算投資をした上で社内での人材教育もすすめておりますので、あとは技術者自身も努力を重ねて全体としてより良い開発体制を整えていければと言ったところです。

PHPでの開発ナレッジ

2020年からPHPの開発に積極的に取り組んでおります。

・・とは言いましても社内にPHPの開発ナレッジがほぼゼロの状態でしたので、PHPでの小規模・中規模システムの開発ができるようになる試みのもと、2020年はひとまずPHPでのものづくりをしながら、プログラム部品や開発ナレッジをため込むということが目的でした。

だんだんとPHPでの開発も慣れてきまして、何ができるのか、どの程度の工数でできるのかなどが把握できるようになってきました。

2021年はPHPによるシステム開発という面で、事業化の土台をつくっていく1年としていくつもりです。

 

おわりに

2021年は新型コロナウィルスのワクチン接種も始まりますが、果たして世の中が落ち着きを取り戻すのかどうかなど、未来予測はなかなか難しいものです。

とは言え企業としてはどんな大変な壁も乗り越えていかなければいけません。先にも申しましたが、決して守りに入りすぎず、決して責めすぎず、バランスの良い事業推進をしていくことを強く意識し、より良い1年にしたいと思っております。



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