以前のお知らせでもお伝えしましたが、4月より新入社員が入社してきており、現在は研修期間中となります。
そして今年から新入社員研修は外部の研修期間を利用することになった当社。期間にして4月8日~6月6日の38営業日の間、Java研修をみっちり受講してきました。
今回はその様子をお伝えできればと思います。
受講内容
外部機関の研修ですので、様々なソフトウェア企業の新入社員が集まり、一つのクラスをつくってJava講習を行います(講師はメインとサブの2名体制)。
研修カリキュラムについては以下の通り。
- コンピュータ基礎(3日)
- プログラム開発基礎(3日)
- Java言語基礎(4日)
- Java言語プログラミング(7日)
- Javaデータベース連携(4日)
- Web技術基礎(2日)
- Javaサーブレット基礎(4日)
- システム開発基礎(Java)(2日)
- プロジェクト型演習(JavaWeb)(9日)
クラス内には文系大学出身の子も混じることを見越して、基礎の基礎から学んでいきます。
最終的にプロジェクト型演習で、4,5名で一つのチームを組んで、講師からのお題に対して設計⇒製造⇒テストとシステム開発を進めていきます。模擬的でも実際の開発の流れを経験できるのは良いですね。
そして外部研修最終日の6月6日は、プロジェクト型演習で作成したシステムの発表会がありました。
受講の様子
当研修は見学も可能で、私も途中で研修の雰囲気や新入社員の様子を見学しに行ってきました。
講師による講義を中心に、学校の授業のような感じでJava研修が粛々と進んでいる感じでした。和やかな雰囲気もあり、新入社員の方々はのびのびと研修を受講していましたね。
講師の方の対応も柔らかく、非常に良い雰囲気の中、学習を進められていたと思います。
プロジェクト型演習発表会
研修の成果を発揮する発表会当日。当社の新入社員が加わっているチームは、Javaにて従業員管理システムを作成しておりました。
9日間という限られた時間の中で設計~テストまでの一貫した工程を担当するため、そこまで多機能なシステムではありませんが、従業員情報の登録・削除・一覧情報の確認ができるシステムを構築していました。
発表のプレゼンを聴いている立場として思うのは「よく短期間の研修でこれまでのものが作れるようになったな」ということです。十分に技術的成長があったようで一安心です。
余談ではありますが、もちろん新入社員が構築したシステムはまだまだ赤子みたいな代物なのですが、なぜかクロスサイトスクリプティングという高度なワードが流行語のように使われていて、新入社員というのは純真無垢で可愛いものだなと感じました。
外部研修を終えて
6月6日で外部研修を終えて自社内に戻ってきた新入社員。7月からは実務レベルでOJTによる実践教育が始まりますので、あと少々社内研修が続きます。
残りの社内研修では外部研修で構築した従業員管理システムの機能追加やバグ対応を行うため、ローカル端末に環境を構築していくのですが、研修では講師の方がWEBサーバーを立てていたため、少々勝手が異なります。
ですが物怖じすることなく、ローカル端末にApacheやMySQL、Eclipseをインストールし環境をつくっていきます。
ソースの修正などもWEBで調べ物をしながら行い、手取り足取りといったように手がかかることもありません。外部研修万々歳といったところですね。
おわりに
当社としては始めて利用した外部研修ですが、おおむね満足しております。新入社員にとっても同じレベルの技術者の卵が集まり、お互いに学び合う環境もあり非常に良い刺激になったと思います。
もちろん費用はかかってしまいますが、それでも価値ある研修だったと思いますので、来年以降も継続して利用するか検討したいところですね。
とにもかくにも新入社員の子には研修で学んだことを発揮できるよう、研修後も頑張ってもらいたいものです。
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